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韓国語を独学で勉強

andrew_t8 / Pixabay

韓国語は他の語学より簡単に習得できると聞いたことはありませんか?

それは、ハングル文字は理解できれば解読が簡単ですし、
漢字語が多い韓国語はハングルさえ解読できれば
意味が分かる単語が多い事からでも分かります。

また、文法上も日本語と類似しているので、
文章の組み立てが他の語学よりすんなりと頭に入ってくる事も、
比較的簡単だと言われる要因となっています。

このような理由から、韓国語スクールやレッスンを受けずに
韓国語を独学で習得することは十分可能です。

この私も、語学学校には通わず、
ビデオだけで初心者状態を卒業した人の一人です。

今だから言えますが、
英語に比べたら韓国語はだいぶ簡単なので安心してください。

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韓国語初級の流れ

基本的に、次のように勉強していくことになります。

韓国語の考え方→②ハングル文字→③単語→④文法

ただし、隣り合う二つは平行してやってもいいです。
例えば、単語の中で文字を覚える、文章の中で単語を覚えるなど。
人によっては、一点集中で潰していくより、そっちの方が向いていたりします。

韓国語の考え方の勉強法

まず、最初に学ぶべきは、韓国語の考え方です。
韓国語学習の根幹に位置するものであり、
この段階を欠くと、これ以降の段階のパフォーマンスが
著しく低下します。

じゃあどこに韓国語の考え方を書いたテキストがあるのかというと、
市販ではありません。
考え方の一部だけ書いてあるテキストはありますが、
全部はありません。
くどすぎるのである程度省略されるからです。

こういった、「考え方」の部分を理解するには
やはり人から教えてもらうのが一番です。

具体的には、語学スクールが一番良いですが、
講義ビデオが入手できればそれでも良いです。

(参考:韓国語語学学校「〇〇〇ー〇〇 〇〇〇〇〇〇」受講料試算

講義は、以上のメリットに加えて、
テキストと違い、記憶に残りやすいという特徴があります。

例えば、就活で、企業ホームページを読んでも何も頭に入ってこないのに対し、
説明会に参加してスライドを見せられながら社員の方に説明をしてもらう方が、
圧倒的に記憶に残ったという経験はありませんか?

これは、講義・音声形式で勉強した場合のみ、
エピソード記憶となるからです。
エピソード記憶とは、大人にとって最も記憶のしやすい記憶形式です。

また、講義・音声形式は、リーディングに比べて
脳に格段に負担をかけないからです。

リーディングで勉強したときの脳の動きは、
以下のようになります。

①単語を見る
②両脳の視覚野で認識する
③両脳の視覚連合野で文字の形を認識する
④左脳の紡錘状回で言語として認識する
⑤両脳の一次聴覚野、左脳のウェルニッケ野、ブローカー野で言語が音に変換される
⑥両脳の一次聴覚野、側頭連合野、下前頭回で文章の理解が行われる
(マイケル・ポズナー等認知神経科学者の研究)

*参考:「脳が良くなる耳勉強法  聴覚マネジメントで人生が変わる」上田渉
*原文:"The Attention System Of The Human Brain", Michael Posner (Annual Reviews Inc, 1990)

これに対し、リスニングしたときは、
⑤⑥の段階で完結します。
リーディングで必要な①~④段階は省略されます。

つまり、 リーディングはリスニングより
脳の負担が3倍位になるということです。

初学者の内は韓国語理解に脳に多大な負担がかかりますが、
本で読もうとした時点でフル回転している脳に更に負荷をかけるので、
明らかに向いていません。

まとめると、初学者のうちは
音声形式で、全体像+韓国語の考え方を頭に入れてから、
テキストを始めるのが最も効率が良い
です。

ただし、人によってはすごい理解力を持った方(1を聞いて10を知る的な)や、
昔にある程度韓国語をやろうとしていたという土台がある等、
この考え方の修得段階をスキップできる人がいます。

そのスキップできるかの判断基準は、
初級の問題集の解説が自力で読めるかどうか」です。
下の方に、おすすめの入門テキストの中身を
一部アップロードしてあるので、
その解説が読めるか試してみて下さい。

初級問題集の解説をすいすい読める人にとって、
この段階は時間の無駄でしかないので、スキップした方が良いです。

逆に、初級問題集の解説が不十分だと感じる人
そもそも何を書いてるのかよくわからない人
はこの段階を通らないと時間が無駄になります。
(その後の勉強に余分な時間がかかります)

ハングル文字の勉強法

韓国語を独学するにあたって、
最初の難関はハングル文字です。

ただし、この段階は次の単語を覚える段階と
ほぼ同時並行で行います。

つまり、基礎的な韓国語単語を覚える過程で、
その単語を構成するハングル文字の成り立ちを
部位ごとにばらして確認していきます。

そうすると、いつの間にか覚えます。

ハングルの構造は、元を正せば母音と子音しかありません。
母音(10個)
複合母音(母音の特殊形)
子音(9個)
激音(子音の特殊形)
濃音(子音の特殊形)
パッチム(子音がくっついた形)

これを、ゴリゴリハングル文字だけ覚えようとすると、
退屈で挫折しますので、絶対やめましょう。

このハングル文字の勉強段階に共通なのが、
基本は覚えるしかありません。
でも、各文字の特徴を掴み、規則性を意識することで、
ぐっと覚えやすくなります。

この文字勉強を達成できる人は、私の周りだと
とりあえずハングル文字勉強のみに特化して
短期集中で一気に終わらせる傾向が強いです。
期間は2~3週間程度でしょうか。

なお、韓国語の文字の勉強の順番のおすすめは、
母音→子音→パッチム→複合母音→激音→濃音です。
基礎から応用へ、が勉強の基本だからです。

単語の勉強法

韓国語を構成しているのは単語です。

「私」「行く」「学校」という単語だけ知っていれば、
私が学校に行くのかな?私は学校に行っていたのかな?
と、大体の意味を類推できるようになるからです。

ここまでくると、例文の意味も「大体」わかるようになるので、
韓国語勉強が楽しくなってきます。

単語の勉強法ですが、初心者時期はとりあえず、
入門テキストに出てきた例文全ての単語を覚えるのをおすすめします。
これが終わった段階で、単語帳に挑戦してください。

理由は、まず入門テキストの例文に出てきている時点で、
超基礎単語であることは明白だからです。
言い換えると、覚える優先順位が非常に高いものばかりです。

理由2として、最初から単語帳を買うと
覚えることがいきなりどっと増えるので、
韓国語勉強が、身に着けるというより暗記物になってしまい、
つまらなくなって途中で挫折するからです。

単語の覚え方は、韓国語単語の覚え方の記事で述べてますが、
まず漢字語からやっていくといいです。

なので、漢字語かどうかを調べるため、
漢字語としてそれぞれの部位にどんな意味があるのかを調べるために、
この記事で紹介している単語帳を使ってください。
くれぐれもこの本を頭から全部覚えようとはしないでください。

文法の勉強法

最後に文法です。
韓国語会話がちょっと楽しめればいい、という人は
そんなにやる必要はないですが、
最低限は必要です。

なので、会話派の人は、本当に最低限の文法入門テキスト
本格派の人は、最低限だがもう少し網羅した文法入門テキスト
をメインに勉強します。

テキストは実際に読んで自分に合うのを使うのが一番良いですが、
自分に合うかわからない人のために、
下で会話派・本格派の人それぞれに適したテキストを紹介します。

発音の勉強法

韓国語の発音は、発音規則により、
ハングル表記と実際の発音が異なることが多々あります。

発音の点は、一般的に、カタカナ表記で乗り切る方法と、
正確な発音まで再現する方法があります。

カタカナ式発音だと通じないことがあるので、
いずれは正確な発音に直さなければなりません。
ですが、最初から完璧な発音を求めると100%挫折します。

そこで、最初はカタカナ式発音で「大体の発音を理解」し、
ハングル文字の勉強がマスターできた辺りから正確な発音に直す
という方法をおすすめしています。

(詳細記事:韓国語の発音

韓国語を独学で勉強する具体的方法

韓国語独学の中心となるのは、やはりテキストです。

考え方の修得には講義を1~2回聞けば済みますが、
知識の習得にはテキストを何度か回す必要があるからです。

1冊の入門テキストを何回か回して、ある程度完璧にした時点
=韓国語初心者卒業=ゴールです。

 

具体的には、まず講義ビデオを1回通して見て、
頭になんとなく全体像を入れます。

次に、もう一回講義ビデオを通しで聞いて、
今度は考え方を意識して、テキストにメモします。

そして、ハングル文字の解説テキストを1冊解きつつ、
でてきた単語を全て覚えていきます。

始めは知識が定着していないので、すぐ忘れます。
なので、ある程度時間が空いてしまって講義が思い出せなくなってきたら、
都度ビデオをまた通しで見ます。

初級ハングル文字テキストが一冊最後まで行ったら、
7~8割解けるようになるまで繰り返します。

この辺で単語帳にも挑戦できます。
単語帳も、7~8割定着するまでに繰り返すことになります。

初級ハングル文字テキストが7~8割解けるようになったら、
既に自力で入門文法テキストを読めるだけの行間が身についているので、
初級ハングル文字テキストはやめて、入門文法テキストに移ります。
(*ちなみに、文字と文法が一緒になってるテキストもあります)

この入門文法テキストを7~8割解けるようになった時点で、
韓国語初級は卒業です。

そのあとは、各々の目標に応じて、
中級の問題集に移行します。

まとめ

繰り返しになりますが、全体的な流れは、

① 語学スクール・講義ビデオ・スカイプ個人レッスンを2回通しで聞く
② 初心者用ハングル文字テキストを最初から解いていく。
③ 初心者用ハングル文字テキストが7~8割解ける状態。
  +出てきた単語が7~8割分かる状態。
④ 初心者用文法テキストに移行。
⑤ 初心者用文法テキスト7~8割解ける状態。
  +出てきた単語が7~8割分かる状態。
韓国語初心者卒業! 後は各々の目的に合わせた中級編へ

が一番楽しみながら勉強ができます。

この方法での独学にぴったりな教材は、以下です。
詳細なレビューは別記事です。

初心者用ハングル文字テキスト

この本は問題が非常によくできてます。

初心者段階だと、ちょっとひねられると
とたんにわからなくなりますが、
この本では、よくあるひねり(ex.です→ですか)を
ほとんど網羅してくれているからです。

内容的には、ハングル文字解説+少しの文法という構成です。

会話ゴールの人にとっては、
文法分野が会話にちょうど必要最低限度の範囲なので、
これを完璧にすれば(=各章の練習問題を8割解ければ
片言で韓国語を話すという目標は達成できます。

テキスト1です1
テキスト1です2

初心者用文法テキスト

文法ゴールの人は、上の本の文法部分は飛ばして
こちらの本に移行します(被ってます)。

こちらも練習問題が7~8割解けるようになれば、
次の中級段階に進んで、
より細かい文法問題集等に挑戦できるようになります。

ちなみに、これらの本の解説がよくわからない、不十分に感じる方は、
あなたの記憶力が悪い、理解力がないのではなく、
一番最初の「韓国語の考え方」の修得が終わっていないのが原因です。

きちんと教室なり講義なりで考え方を身に着けていれば、
あとはその考え方に沿って問題集で知識を入れていくだけです。

この「考え方」の修得を怠ると、
その後の勉強のパフォーマンスが大幅に落ちるので注意して下さい。

NHKラジオ韓国語講座等、有名な韓国語講義教材を比較した記事はこちらです。

苦手な韓国語を楽しみながらをマスターする裏ワザ

韓国の俳優ソン・スンホンが大好きな当サイトの管理人、ミカが楽しみながら韓国語を話せるようになった方法を全てお話します。

韓国語を勉強し始めた当初は悪戦苦闘してましたがちょっとしたコツを掴んだだけでスーッと面白いように頭の中に入るようになりました。

今では一人で韓国にフラッと旅行に行って楽しんでいます。

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⇒楽しみながら韓国語をマスターする裏技

こちらは無料ではありませんが、私もお世話になった有名な講義教材です。

⇒独学に特化した講義教材

      2017/03/05

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